日別アーカイブ: 2017-02-02

美容皮膚科て何ですか

美容皮膚科は一般には馴染みが薄いですから、美容外科や一般皮膚科との違いがわかりにくい面は否定できません。
歴史も浅く日本初の研究会の発足が1987年ですから、会社で言えば新米に毛が生えた程度とも言えます。

そもそも何を診てくれてどのような治療をしてくれるのかと言いますと、皮膚科とつくくらいですから皮膚病全般の診療ができるのは言うまでもありませんが、そこに“美容”の要素が加わって紫外線による強いダメージを受けたお肌や、老化で生じるシミ・小じわ・毛穴の開き、他お肌トラブルなどを医学的根拠に基づいて改善していく、いわば皮膚のスペシャリストという事になります。
美容外科も同じくアンチエイジングをとらえて治療しますが、診療対象は全身の諸症状におよびますから、美容皮膚科はそうした治療のうち特に皮膚に特化して独立採算でやっている診療だと思ってください。

アンチエイジングという概念が広く一般に知れ渡るようになると、特に老け顔で悩む人が多く、美容外科やエステに通う人が急増した事を受けて、皮膚に特化した相談窓口が必須であるとして、1987年に研究会が発足、2002年に正式な美容皮膚科専門の学会が創設されました。
今なお研究は続けられており、毎年春先には学術会議が開かれ研鑚を積んでいます。
現時点での会員数は2016年現在で2000名以上となっており、医師や研究者および関連団体などが主な構成メンバーです。
今回は美容皮膚科の歴史についてのお話です。